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模型の備忘録
模型の備忘録。

腕も技術も知識もないけど、有能者がやっている技法はなんでも試してみたい。

たとえうまくできなくても自分で「ほぉ…(´ε` )イカスヤン 」と思えればOK。

さて今回は『スカルピー』という熱で硬化する造詣用の粘土のための道具を考えてみます。


スカルピーは通常のパテと違い、熱を加えることによってのみ硬化するので、
熱を150度程度まで発生させられる道具が必須となります。

■一般的な加熱する道具
ネットで調べてみるとプロもしくはそれに準じた使用頻度の方は温度調節機能付きのオーブンレンジ。
そうでなければオーブントースターを使用するという2大勢力が見てとれます。
ちょっとしたお家であればオーブンレンジも完備しているでしょうが、スカルピーは焼くと有害なガス発生するとのことなので食品を調理する器具とは別に用意する必要があります。つまりスカルピーのためだけに焼く道具を購入することになるわけです。

トースター
トースターは安いものであれば温度調整機能付きでも3,000円程度からあり初期費用が安く済みます。
しかしパンを軽く焼く程度の器具がそう優れているわけもなく「焦げた、庫内が狭い、温度調整がむずい」などの安かろうなりのデメリットが目立つ。
特に庫内の狭さからくるヒーターとスカルピーの接触事故からの焦げ→失敗
アルミホイルで囲ったり網の上にタイルを敷いたりと準備に手間がかかる→面倒

オーブン
ではオーブンレンジは?といえば安くても15,000円はする金銭的なハードルが高く、「初心者ですがちょっと気軽に焼いてみよう!」とはなれない現実がある。
しかし高額商品ゆえに、気合の入った調理に使う器具だけあって温度管理をはじめ庫内も広目。
トースターと違いヒーターむき出しなんてこともないので接触事故も防げる。

まとめると
「金持ちはオーブン買っとけ。」
「貧乏人はトースターで工夫しろ」

ということです。

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■ここから迷い道の工程。

迷いの森 その1 「5,000円くらいでなんとかなりませんか?」

「世の中金や! (^q^)ウヒヒ」
で終ってしまうとつまらないので予算5,000円以内くらいでなにかいい方法はないものかと…('A`)

まっさきに思いついたのは温度調整機能付きトースターを改造して使う方法。
使用する人が多いということは温度の問題は当然クリアできているはずなので問題は庫内の狭さの解消だけ。
つまりそこそこ耐熱の広い箱を作ってヒーターを移植すりゃいいんだろ?と。

箱を作るにはまずはトースターのヒーターの長さを調べる必要がある。
トースターには1枚用、2枚用、4枚用…などといった用途が用途だけにトーストの大きさが単位になっているようで
1トースト=150mm というのが通例らしい。
安いトースターとヒーターの本数をリストアップしてどれにするかを考える…。
しかし、そもそも庫内の体積とヒーターの長さ・本数でどの程度温まるのかさっぱりわからないので全ては勘の範囲でしかないというギャンブルに近いものづくりになりそうで段々と面倒になってくる。
箱は箱で150度に耐えて加工しやすい材料ってなんだよ?とかわからない事づくしで嫌気がさしてくる。


迷いの森 その2 「浮気性」

ツイッターをながめてたら

バキュームフォームしてる人がTLにあらわれた。誰かのリツイートでした。
そういえばヒートプレスとかバキュームやってる人って熱源どうしてるんだろ?
まさか今時コンロで火あぶり?とか気になりネットで情報をあさる。

そしたらYoutubeに実演動画があって

https://www.youtube.com/watch?v=4vK-UTKybLY

電熱器を使ってました。
なるほど、コンロの火と違って安定した熱が得られますからこれは便利そう。
スカルピーの事なんてサッパリ忘れてAmazonでこの電熱器を探します。


シュアー電気コンロ SK-65 石崎電気

5分とかからずに発見。2,000円しませんよ。
将来的にヒートプレス&バキュームやるなら買っておくといいなぁ。
とか思いながらレビュー数を見ると165件 ∑(゚Д゚)
なんでそんなに人気なのよ?と確認すると皆さん燻製作りに使ってらっしゃる。


燻製作りはこの電熱器の上にカンカンを置いて中に食材とチップを入れて燻すだけ。
燻す…燻す ってこれ温度によってはこの方法でスカルピー焼けるんじゃ?

ここで電熱器のパワーと缶の大きさ、得られる温度をレビューから探しこむ。

燻製作りには肉等を吊るすスペースとチップを燻すスペースとが必要で縦に400mm程度とけっこう細長い作りとなっている。
スカルピーを焼く空間としてはありえないくらい巨大だが、この空間を130度にまで熱することができればあとは小さい箱を用意するだけで済む。その事実関係をレビューから見つけるんや。


しかし燻製用の温度計が語るようにだいたいどんなに熱しても100度もあれば事足りてしまう燻製作り。
レビューでは「100度まであがりました」という情報がいいところであった。

迷いの森 その3 「余裕があるなら上位機種を」

上位機種発見!

SURE シュアークッキングヒーター SK-1200

SK-65が600Wだったのに比べ、こちらは倍の1200W。
お値段も倍の3,727円となっておりますが気にするな。(´ε` )
100件を超えるレビューは土鍋で卓を囲む等の高火力が必要な調理関係が多いです。

この1200Wであれば火力不足で悩むことは皆無になるはず。
っていうかこれで駄目ならば方法自体が間違っていたということなので諦めもつきます。

またトースターやオーブンのようにスカルピー専用機材だけでなく、電熱器として通常使用すれば調理器具として使えるというのもポイントが高いです。


燻製作りに使っている人もGoogleで発見できました (´ε` )

迷いの森 その4 「貴様ぁ箱はどうした!」

加熱する機材が見つかったとなれば、上箱を用意すれば万事OKとなります。
市販の燻製作りの箱は高さが400mmと高く、使い勝手が悪そうです。

主な条件で探します。
・高さが250mm〜300mm程度の箱。
・扉か蓋で中身にアクセスできること。
・ステンレス不可。 (追加工に向かない)
・1,000円くらい。

この条件で探すとバケツになってまう (´;ω;`)

さすがにかっこ悪いんでトタン製バケツのメーカー商品を追ってみると


尾上製作所(萬年) 日本製 いもやき器 やっくんDX 

よさそうなのを発見しました。
直径245mmで高さ140mm。 お値段710円!
高さが若干低いが、足りなければもう一個買って耐熱テープでつなげてしまえば280mmとして使えることでしょう。


■ということで
SK1200とやっくんDXという組み合わせを購入して
何度まで加熱できるかをテストしてみます。


■追記 テスト

SK1200とやっくんDXが届いたので早速テスト。
温度計測は揚げ物に使っていた湯温計をやっくんDXの蓋に4mmの穴をあけて突き刺す。

まずは何も考えないでやっくんDXをSK1200に設置して1200Wで過熱。

お〜温度がグングンあがっていくよ〜と眺めていたら220度を余裕でぶっちぎりました ∑(゚Д゚)
火力的には全く問題ないのであとはどうやって130度を安定してコントロールするかというところですね。

温度のコントロールといえばサーモスタットが一般的なので使えそうなのを探します。


しかしお値段的に手が出しやすいものは上限が110〜120度というこちらが使いたい130度に一歩及ばない製品ばかり。

まあ、そもそもサーモスタットの温度コントロールは設定温度で電源をつけたり消したりというものなので、電熱器のように加熱までに時間がかかり、切ったあともヒーターの余熱による影響が出る器具だとビッタリ指定の数値を出すのは難しいかもしれません。

まあ自分で回路組んでもいいんだけど毎度のごとく目的が変わってしまいそうなので今回はパス。

ということでちょっと間はアナログ面倒仕様での温度調整でいくことにする。


慣れてくれば割と安定して決めた温度にできる感じ。
1200wで一気に加熱して90度あたりで電源OFF。
そのまま余熱で140度くらいまで針が進むので蓋をチョイ空けして130度に落とす。
ヒーターの全面に熱が入っているのでしばらくは一定の温度で安定する。
温度が下がってきたら、1200Wで10秒間ONとかやって温度調整。
人間サーモスタット。
面倒だけど、予算とトースターで失敗するくらいならこれでもいいかなと。

ここまで書いておいてアレだけどまだ実際にスカルピー焼いてないんで断定はできないんだけどね。
 
author:Q.Z.ライフ, category:模型関係, 15:04
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